BP材について
![bp_1 杉桧BP材バナー](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_1.jpg)
製材品は断面の大きさが限られることから曲げヤング係数が低く、その使用方法は在来軸組工法などの限られた範囲に留まっています。
そこで製材品に手を加えることで、強度・経済性・加工性をバランスよく満たす製品を開発しました。
BP材を使用すれば、RC・S造に匹敵するような大空間・大架構の木質構造が可能となります。
![bp_2 BP材イメージ写真1](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_2.jpg)
製材品の手軽さと、集成材の力強さを。
製材品を樹脂で圧着するだけの簡単製作
材をエポキシ樹脂で圧着し、束ねる(Binding)・重ねる(Piling)という手順を経て出来上がったものがBP材です。集成材は製造に時間がかかりますが、BP材は製材さえあればそれをエポキシ樹脂で圧着・養生するだけなので仕上がりがスピーディー。さらに断面が大きくなった分、強度も大幅に向上しています。
2~5段重ねが基準の段数となります。
![bp_3 BP材イメージ写真3](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_3.jpg)
木材の地産地消をもっと身近に
![bp_4-2 bp_4-2](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/bp_4-2.jpg)
山で育った木は、伐り倒された後でもその山やまちの風土をしっかりと記憶しています。育ったまちで使用すれば、木は山にいた時と同じように生き続け、建物を守ってくれるのです。BP材は製材をもとに作りますので、初めに製材の産地を指定していただければ、私たちは地産地消のお手伝いができます。あなたのまちで建物をつくる時は、ぜひあなたのまちの木を使ってください。
日本初!重ね材で国土交通省大臣認定取得
BP材は、杉による重ね材としては国内初となる国土交通省大臣認定をいただきました。建築基準法第68条の26第1項(同法第88条において準用資する場合も含む)の規定に基づき、同法第37条第二号の規定に適合しています。2~3段重ねの認定取得後(認定番号:MWCM-0019)、2015年春にはその適用範囲を拡張するかたちで2~5段重ねについての4つの追加認定を取得しました(認定番号:MWCM-0022~0025)。これにより現在は、120角・150角製材で2~5段重ね、3~10mのBP材が認定の対象となっています。
![bp_5 BP材イメージ写真5](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_5.jpg)
BP材の特長
■ 心持製材を接着した木質材料
■ 住宅の柱-横架材から、中大規模木造の柱-横架材まで利用可能
■ スギ、ヒノキの2樹種で作成可能
■ 現在は、重ね方向の評価認定を取得
BP材のメリット
BP材の利点①→A材を利用できること
![bp_9-2 BP材のメリット](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2020/02/bp_9-2-1.jpg)
BP材の利点②→乾燥が比較的容易
![bp_10 BP材のメリットその2](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_10.jpg)
BP材の利点③→少ない設備投資で製作可能
![bp_11 BP剤のメリットその3](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_11.jpg)
BP材の規格
![bp_6 BP剤の規格1](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_6.jpg)
![bphyo_2 bphyo_2](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/bphyo_2.png)
BP材の認定と名称
![sugi_hyo sugi_hyo](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/sugi_hyo.png)
スギBP材認定書
画像をクリックするとPDFが閲覧できます。
さらに詳しい内容についてはお問合せ下さい。
![hinoki_hyo hinoki_hyo](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2020/08/hinoki_hyo.png)
ヒノキBP材認定書
画像をクリックするとPDFが閲覧できます。
さらに詳しい内容についてはお問合せ下さい。
①原木
![bp_14 圧着工程①原木](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_14.jpg)
②乾燥
![bp_15 圧着工程②乾燥](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_15.jpg)
③養生
![bp_16 圧着工程3養生](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_16.jpg)
④接着剤塗布(AKレジン550)
![bp_17 圧着工程4接着剤塗布](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_17.jpg)
特殊な接着材(AKレジン550)を塗布します。これによりボルト締めよりも強靭な木材となります。
⑤圧着
![bp_18 圧着工程5圧着](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_18.jpg)
⑥ベルトサンダー仕上げ
![bp_19 圧着工程6ベルトサンダー仕上げ](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_19.jpg)
⑦プレーナーサンダー仕上げ
![bp_20 圧着工程7プレナーサンダー仕上げ](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_20.jpg)
⑧自動カンナ仕上げ
![bp_21 圧着工程8自動カンナ仕上げ](https://hayata.co.jp/wp-content/uploads/2019/12/bp_21.jpg)